もともとは天主教の教会としての設えでしたが、現在ではこの地域の手作り窯焼きパンを楽しむための飲食休憩スペースに変わっています。高い天井と窓から自然光が差し込み、淡い黄色の壁面、柱、そして屋根から吊り下げられた蠋台(祭壇の台)と調和しています。最前方には天主聖三位一体をテーマにした巨大なモザイク壁画があります。現在もミサの際に使用される祭壇と聖櫃はそのまま残されていますが、元々の信徒の座席エリアはテーブルと椅子に取って代わられています。