新竹県に位置する峨眉郷は住民の大多数が客家人です。地形は丘陵地帯に属し、農業を主な産業とし、素朴な風土をもつ小さな町です。峨眉渓はこの集落の東西を曲がりくねりながら流れ、その両岸に沖積されてできた河谷平野は水田耕作地となっており、人々が集まる居住地でもあります。住民はもともと農業をメインとしていましたが、近年は徐々にレジャー観光農業へと転換しています。集落内には観光果樹園、茶業展示販売センター、コーヒー農園などが点在しています。豊かな客家文化が見られ、本格的な客家料理を楽しむことができます。また、山林にある古道は登山者の楽園であり、世界で最も高い青銅製の弥勒菩薩像もあります。峨眉を訪れると、心が穏やかで清々しい気持ちを味わうことができるはずです。