客家委員会(客委会)の鍾孔炤副主任委員(副主委)は15日、苗栗で「2022三義木彫芸術祭」の関連イベント開幕及び表彰授与式典に出席しました。鍾副主委は式辞のなかで、苗栗県政府の客家言語文化に対する政策と、苗栗県政府文化観光局の客家関連イベント推進を高く評価しました。
客委会の鍾副主委は「本日は楊主委(主任委員)に代わり出席させていただきました。楊主委は苗栗獅潭の出身で、故鄉の苗栗がにぎわうことを期待しています。苗栗は傑出した人才を排出する地です。だからこそ今日、三義で国際的な彫刻祭を開催するのです。モダンアートあり伝統芸術あり、伝統と現代が刺激し合い、苗栗三義はますます世界に知られるようになるでしょう。彫刻と言ったら三義と言われるように、三義は我々台湾の彫刻を代表する地となるでしょう」と述べました。
苗栗県政府主催の「2022三義木彫芸術祭 関連イベント-起芸. 啟芸 木芸ロハスカーニバル」は10月15、16、22、23日の四日間「三義木彫博物館」前広場で開催されます。工芸産業と現代のクリエイターが広く参加し切磋琢磨することで、産、官、学の体系を統合し、相互協力が進むことが期待されます。
メインイベントは10人の有名彫刻家による会場での木彫り作品創作。テーマは動物です。他にもクリエイティブマーケット、親子木芸DIY教室、木工旋盤による文昌筆(学業成就のお守り)製作などのイベントが行われます。水美芸術街では「探索職人走廊」、「木工学堂」、「竹籐編織」、「微創軽マーケット」等のアートイベントを開催し、四回の「慢遊山城-生態、アート、鉄道の旅」、「地図集芸-探索木彫師工坊」を企画しています。違った面を持つ文化的名所を、彫刻の秘境-三義に融合することで、木彫り芸術のエネルギーと豊かな文化的風情があふれる物語を感じていただきます。
(資料出典:客家委員会ワールドワイドウェブ)