客家(ハッカ)食文化の国際競争力を有する専門人材を育成するため、客家委員会は「客家グルメ国際ライジングスター選抜活動」を開催しました。実技試験と実践指向のトレーニングを通じて5名の「客家グルメ国際ライジングスター」を選出。革新的な発想と豊かな文化的背景を兼ね備えた料理作品とともに国際舞台へ進出し、「客食(Ha-Food)」の国際的な影響力を拡大し続けています。
選手たちは2025年より「TCAC 台湾国際調理師技能コンテスト」や「La Cuisine インドネシア・ジャカルタ国際料理チャレンジ」へ参戦したほか、2026年には「ベトナム国際料理チャレンジ(Vietnam Culinary Challenge)」や「タイ・アルティメット・シェフ・チャレンジ(Thailand Ultimate Chef Challenge)」などの国際大会に次々と挑戦。金メダル2個、銀メダル4個、銅メダル10個、佳作4選という輝かしい成績を収め、国際コンテストの舞台で客家料理の豊かな文化的底力と洗練された実力を遺憾なく発揮しました。
今回の「客家グルメ国際ライジングスター」の一人である謝慈興(シエ・ツーシン)選手は、2026年6月9日から12日にかけて、世界料理師協会(WACS)公認の「ソウル国際調理師技能コンテスト(FOOD & HOTEL SEOUL)」に出場。「ネスレ・プロフェッショナル現代アジアン中華鍋チャレンジ」、「ネスレ・プロフェッショナル・フードサービス・アジアン麺類チャレンジ」、「クリエイティブ・アジアン餃子チャレンジ」の高規格な3部門に挑みました。本大会は韓国を代表する国際的にも知名度の高い料理コンテストの一つであり、世界中からトップシェフが集い腕を競い合いました。
謝慈興選手は、確かな技術力、鮮やかで繊細な味のレイヤー、そして洗練された作品プレゼンテーションを活かし、高菜の塩漬け(鹹菜干)、エシャロット、金柑ソース、そして客家炒め(客家小炒)の定番食材(豚バラ肉、スルメ、乾燥豆腐)といった客家を代表する風味と食材を巧みに取り入れました。文化の精神と国際的な感覚を融合させた料理の数々は、客家の風土を現代的な美学と国際的視野を持つ一皿へと昇華させ、審査員団から高い評価を獲得。最終的に金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル1個を受賞し、なかでも「客韻韓風 極汁二味麺」は部門全体で第2位のハイスコアを記録しました。
今回の成果は、客家の食文化が持つ深い根強さと、世界へと広がる発展の可能性を具現化するものです。客家料理が世界の舞台で眩い輝きを放つ瞬間を、ぜひ今後とも共に見守っていただければ幸いです。