台湾全土の客家集落観光を推進するため、客家委員会では本日(12日)、市長官邸アートサロンにて「2024年 客家集落観光コースコンテスト」の表彰式を開催しました。
外国人旅行者も客家集落を巡り、台三号線、六堆、台九号線に跨るエリアのそれぞれ異なる特色を体験してもらいます。これにより台湾の多様なエスニック文化と生活を理解していただくことを願っています。また、観光客が客家集落に足を運ぶことで、地域経済と文化の活性化を推進します。
受賞した観光コースは台三号線、六堆、台九号線の客家集落エリア全体にわたり、9つの県市、35の郷・鎮に広がっています。それぞれ異なる文化的魅力があり、たとえば、日帰り旅行に適した桃園・新屋では「地引網」や「ハマグリ採り」を体験できます。週末の二日間を利用したコースでは百年の歴史を持つ「穿龍古圳」や、国家レベルのグリーンルート「樟之細路」を散策できます。さらに屏東・五溝水で客家の伝統的な集合住宅「夥房」の美しさを鑑賞することもできます。二泊三日コース行では花蓮・鳳林をゆったりと歩きながら台湾で最も完全に保存されたタバコ乾燥小屋群を訪ね、客家移民と煙草栽培の歴史を学べます。
全国の皆さん、ぜひ家族や友人を誘って客家集落へミニトリップへ出かけ、のんびりと美しい景観や地元グルメ、そして客家のもてなしの精神を満喫してください。受賞コースの内容は「客庄小旅行(客家集落ミニトリップ)」公式サイトでご覧いただけます。