六堆客家集落の年に一度の祭典『2024年 六堆秋の収穫祭』がいよいよスタート!客家委員会の客家文化発展センターは11月2日(土)に六堆客家文化園区で開幕式を開催し、5週にわたる賑やかなイベントをはじめます。
客家文化発展センターの何金樑主任は、客家委員会の古秀妃主任委員を代表し、「皆様が六堆客家文化園区へお越しになり、秋の収穫祭の各種イベントに参加することを歓迎します」と述べました。六堆秋の収穫祭は2016年から始まり、今年で9年目を迎えます。また、2019年から交通部観光署の「台湾観光カレンダー」イベントに選ばれ続け、2023年には「十大文化活動体験賞」にも輝きました。皆様が客家の地をご支援し、愛してくださることに心から感謝しています。
六堆秋の収穫祭は「六堆エコミュージアム」の理念に基づき、高雄・屏東市政府と六堆の12地区が連携し、六堆の探求、展示、体験、宝物といった四つの視点で一連のイベントを企画しています。今年は特別に「客家集落が四海にわたり平安でありますように」をテーマに、5週にわたる主題イベントを開催します。六堆の地で収穫を祝い、天地への感謝と敬意を表し、客家の「完福」祭儀と「食福」という共有の生活価値を再現することを目指し、来場者がイベント参加を通じて六堆の地を学び、客家の温かい人情や地元の秋の収穫の喜びを感じられるような体験を提供します。
今年のイベント内容には六堆客家独特の伝統民俗を取り入れた「千人での皿積み飾りと伯公を拝む開幕式」、「伯公を招き、天へ感謝し、福をお返しする祭儀」、「おみくじで財運を得る」などがあります。また、各地域の団体が創意を発揮し、地域の特色を表現する「集落テーマデー」も開催されます。客家の伝統料理の技を生かし、六堆地域の旬の特産品を集めた「千人の食福宴」も提供されます。
さらに、六堆の朝から晩までの生活や美しい風景を楽しむ「六堆秋の収穫フェスティバルラン」、「ピクニックアドベンチャー」、「畑での野菜収穫体験」、「客家米料理体験」、「月明かりの下で映画観賞」、「六堆キャンプ」、「客家伝統音楽八音に触れる体験」などのシリーズ活動も用意されています。その他、六堆客家の特色ある小吃(軽食)、遊園地のミニ列車、六堆ストーリーハウス、秋の収穫マーケットなど、5週末にわたり豊富なイベントが開催されます。11月2日から12月1日まで皆様を六堆にお迎えし、客家文化や美食産業の特色を体験いただけるようお待ちしております。
六堆秋の収穫祭の期間中、六堆客家文化園区だけでなく、六堆地域全体でも多彩なイベントが開催されます。客家文化発展センターが萬巒五溝水集落で開催する「先鋒堆集落展」、萬巒郷公所(町役場)主催の「萬巒夥房アートフェスティバル」、原住民族発展センターの「漫南方temaliduライフフェスティバル」、高雄市客家事務委員会による「客家大地のダイニングテーブル」、六亀区公所(村役場)が六亀の旧市街と連携して企画した「梅観賞イベント」、長治郷公所主催の「長治忠義文化祭シリーズイベント」、竹田郷公所(町役場)の「竹田の日」、佳冬郷公所(町役場)による「客家語を世代で伝承 - 客家語を話ながら一緒にパレードしましょう」などがあります。
さらに、来年1月からは美濃区公所(村役場)と杉林区公所(村役場)による「花畑」イベント、内埔郷公所(町役場)の「新年を祝う内埔寮アートストリート」などが続きます。詳細なイベント情報は六堆客家文化園区の公式ウェブサイトやFacebookファンページ、または各関連機関のウェブサイトでご確認ください。