客家委員会が主催する「HACK-KA浪漫占領計畫(HACK-KA ロマンチック占拠プロジェクト）」の第1弾「A(rt)life である「漫宿生活フェスティバル」が2023年12月23日から2024年1月22日まで台北のダウンタウンにある「Alife WCH」で開催されました。客家委員会副主任委員の周江杰は「のんびりとしたペースで一泊一食の体験を通じて生活の隅々にある客家語のロマンを味わってほしい」と皆さんに呼びかけました。
「HACK-KA ロマンチック占拠プロジェクト」は「ハック」と「Hakka(客家）」を掛け合わせ、ロマンチックな客家語を一般の人々の日常に広めることを目指しています。 「Alife」に宿泊された方は客家人芸術家である楊方宜の編み物作品に囲まれた部屋で寝起きすることができました。また、「漫宿生活」体験で周辺のおすすめ散策スポットを知ることができ、提携ブランドの客家文化を感じる飲食も楽しめました。 「朱雀 SUZAKU CURRY SHOP」では柑橘ソースをカレーに合わせたものを、「植蘊Planté」では客家風ドリンク「嚼感燒仙草(歯ごたえのある温かい仙草(ハーブの一種）ゼリー）」を販売し、これらを味わいながら厳選された客家の書籍を読むことができました。客家語の生活を様々な方法で巧みにイベントの中に取り込み、いつもとは異なる方法で理想のライフスタイルを体験してもらいたいと考えています。
「住まいはアートギャラリー」をコンセプトにした「Alifeダブルスイート」で、その壁面には客家人アーティストの楊芳宜が再生プラスチックを用いて作った、湯圓(団子）や柿など客家文化を象徴するものを織り込んだ作品「塑圓」が展示されています。色彩豊かな飲食文化に「物を大切にする精神」が加わり、「円満」と「団結」が表現されています。「A(rt)Life 漫宿選書」では様々な世代の客家人作家の作品を読むことができます。訪れた際には本を一冊持ち帰って本来の生活の中でじっくりと読んでもらいたいと思っています。「A(rt) Life 周辺散策」では半径内を歩き回って散策することができ、寺廟からカフェまでお勧めスポットを紹介しているほか、台湾博物館4館の共通券をプレゼントしています。
「A(rt)life漫宿生活フェスティバル」ではパッケージツアーを15組開放しています。行楽客の皆様は無料で参加することができ、申し込みに成功した方は一名を同伴し、申し込み日に入居し、一泊二日の「漫宿生活」を満喫できます。さらに体験者である「A(rt)Lifer」の皆様は指定した時間内に下記をゲットできます。「Alife WCH」の二人部屋に一泊体験、「朱雀SUZAKU CURRY SHOP」の特色あるカレーを二人分、「植蘊Planté」の客家風ドリンクを二杯、客家限定の内山柑橘ソース味のビールを2本、客家選書から2冊、および台湾博物館の四館共通チケットを2枚もらえます。体験イベントはAcupassからお申し込みください。
イベント期間中、1階の「Aplace」では芸術サロンが特設されます。文学、芸術、音楽の3つの主要な特別イベントが催され、客家の詩人である張芳慈が客家語で多様な文化的意義を含む「発」の字から出発し、皆様を詩的文学の世界へと導きます。客家スタイルの暮らしをじっくりと満喫することができます。また、客家人芸術家の楊芳儀が客家文化の様々な要素を体験できるように色々な素材を使って創作する色彩豊かな織物体験の旅へと案内しています。音楽イベントでは台湾で唯一のクラリネット奏者が結成した客家語ユニット「春麺楽団」のライブを鑑賞できます。皆さまも「漫宿生活」でロマンチックな客家語に浸ってみてはいかがでしょうか。
