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「花啦嗶啵芸術フェスティバル」が一斉スタート 期間限定の無料シャトルバスで「浪漫台三線」を満喫。

日付:2023-05-30

「Falabidbog花啦嗶啵」をテーマにした第二回「浪漫台三線芸術祭」が6月24日から8月27日まで開催されます。主催機関である客家委員会は本日(30)日に芸術祭前の記者会見を催します。客家委員会の楊長鎮主任委員、総合キュレーターチームの客家公共伝播基金会の陳板董事長、左脳創意の程詩郁CEOが三大目玉プラン「芸術展示企画」、「デザイン導入」、「飲食実験計画」を共同で企画し、台三線地域の魅力と客家集落における将来的なプランをシェアします。また、一般の方々に芸術祭に参加する際の攻略ポイントを公表します。

楊主任委員によると、「第一回台三線芸術祭」では客家集落の山林創作をアピールしましたが、第二回の芸術祭では第一回のスピリットを引き継ぎ、さらに伝統的な客家集落に対するイメージを覆したいと思っています。テーマは「Falabidbog花啦嗶啵」で、「花啦」とは客家の言葉では「色彩が豊富なこと」を意味し、「嗶啵」とは色彩が満たされた際に音を発する様子を形容しています。このような生き生きとしたコンセプトにより客家の人に対する「純朴で控えめ、保守的なイメージ」を覆したいと思っています。客家の多種多彩で生き生きと快活な一面に再度注目し、これを芸術祭で表現できればと思っています。

楊主任委員によれば、今回の芸術祭では「芸術の創作」、「デザイン導入」、「飲食の実験」など三大要素を繋げています。飲食実験を例に挙げてみましょう。英語には”You are what you eat.”ということわざがありますが、これは「あなたはあなたが食べたものでできている」という意味です。私たちは現代生活の中で忘れられ、無視されてきた伝統的な客家料理を復活させたいと考えています。これにより客家委員会では「スロー・ファスト・フード」という概念を提案しています。客家集落を代表するスローライフと地元の食材を使用した「スロー」、若い世代の言語や食事スタイルを表す「ファストフード」を組み合わせ、「スロー」と「ファスト」の概念の間で新世代の客家の味を生み出し、客家の美食に関して新たなイメージを作ります。

「浪漫台三線芸術祭」は7か国(アメリカ、オーストラリア、日本、アルゼンチン、フィリピン、ウクライナ)から91点の作品が出品され、合計75組のアートデザインチームが参加します。議題は各ジャンルを跨り、ウクライナの著名な芸術家 ZHANNA KADYROVA も招待し、台三線で作品を展示します。彼女は拾った石を使ってパンの形を作り、故郷のキエフから山間の村に亡命した過程を表現します。これは正常な生活に戻ることへの渇望を暗喩しています。ホーロー人、客家人、原住民族の三つの民族が衝突した歴史だけでなく、現代社会が直面している戦争への不安と平和への期待にも関連しています。

全長150キロメートルの台三線で芸術祭を体験しやすくしてもらうため、総合キュレーターチームは桃園・新竹、苗栗、台中という3つの主要展示エリアに分け、それぞれ「北埔または西洋館」、「公館客家文学花園」、「東勢林業文化園区」の三ヶ所に芸術祭サービスセンターを設置します。皆様が芸術祭サービスセンターを起点に、台三線のロマンチックなロードトリップを展開することを歓迎します。キュレーターチームとLINEが協力し、皆様が「浪漫台三線芸術祭」の公式アカウントに登録しさえすれば、好きな展示や体験を選択することができ、LINEがすぐにあなただけの芸術祭の旅程を作成し、Googleマップにインポートしてくれます。自家用車を運転、または他の交通機関に乗り換えて、「浪漫台三線芸術祭」をお楽しみください。

今回の芸術祭の送迎車と旅行のルートは台湾で最も著名な「雄獅旅遊」が企画運営を請け負っています。芸術祭のシャトルバスは全部で4ルートあります。高鉄駅(桃園、新竹、苗栗、台中)から出発し、3三大展示エリアの代表的な作品を体験してもらいます。なかでも新竹の高鉄駅から出発する芸術祭シャトルバスは8時間のパーフェクトな一日体験ツアーを用意しています。北埔、公館、出磺坑から東勢までのルートで、3大展示エリアを一回で回ることができます。そのほか、「雄獅旅遊」も16本の団体ツアーと9本のフリーツアー、および12の海外からの行楽客のためにデザインされた芸術祭ツアーを用意しています。どのツアーも少なくとも1つの展示エリアおよび展示作品が含まれ、一般の方は必要に応じてツアーに申し込みし、参加できます。自分の好きな方法で「浪漫台三線」の魅力的な風土、景色を眺めることができます。

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最終更新日:2023-06-26
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