客家の町を訪ねる旅、桃園&新竹おすすめ一日観光スポット
台湾では様々な地で客家人の足跡が見られます。客家の文化を色濃く残す桃園と新竹には、客家文化を感じられるスポットがたくさんあることを皆さんご存知ですか?この記事では、人気の6つのスポットをまとめて紹介、皆さんを客家の町の旅へと誘います。
家族連れにおすすめの桃園の観光スポット・埔心牧場。広々とした敷地に緑の芝生が広がる埔心牧場では、小さな列車に乗ったり、羊の群れや、牧羊犬が羊の群れを追い込むシープドックショーなどを楽しむことができます。最近オープンしたカピバラのお家や、5メートル程の高さのカピバラの神様は埔心牧場でも一番人気のチェックインスポットです!
牧場内にはさまざまな体験施設があり、朝から晩まで楽しむことができます。カピバラや小鹿、アルパカのえさやり体験や、子ブタの競争、さまざまな手作り体験など、親子で遊びながら、動物の生態を学ぶのに最適な場所です。
桃園市龍潭区で最も人気のランドマークと言えば龍潭大池。周囲の山々と水面が織りなす美しい景色は心を癒してくれます。
龍潭大池では、湖畔を散策するだけでなく、スワンボートに乗れたり、不定期でマーケットやイベントが開催されるなど、休日は多くの人で賑わいます!
龍潭大池は広い敷地内に、湖畔を散策出来る遊歩道や見晴らしの良い吊り橋があります。吊り橋の正面には荘厳な佇まいの龍潭南天宮や九曲式の忠義橋があり、散策の途中でお参りにも立ち寄ることも出来ます。お子様連れに嬉しい遊び場もあり、夏には水遊びやビーチ、滑り台を楽しむことができますよ!
桃園にある三坑老街は、龍潭地区で最も早くに出来た通りと言われています。三坑子は、大漢溪沿いで最も栄えた埠頭の1つで、"坑"とは客家語で小川や水路を指します。かつて、火劫尾坑、蔗篰仔、鴨母坑の3つの水路がこの地を流れていたことから三坑子と名付けられ、今も残る三坑老街は短い通りながらも、古き良き雰囲気をとどめ、牧歌的な田舎の風情が漂います。
三坑老街には、伝統的な客家グルメの隠れた名店が沢山あります。行列必至の「阿香客家菜包」のもちもち食感の客家菜包(大根入りの蒸し饅頭)や芋頭糕(タロイモ餅)はとっても美味。すぐそばにある「阿秋姨牛汶水」は夏にぴったりのデザート店です。客家粢粑(お餅)や発包子(蒸し饅頭)など、地元の客家グルメを楽しみながらのんびりと散策しましょう。
三坑老街を訪れたら、ぜひ「黒白洗」で洗濯体験を!「黒白洗」とは、かつてこの地域の女性たちが使用していた河川脇にある洗濯場です。三坑老街周辺には、美しい田園風景や赤煉瓦の古い家屋など見どころも多く、レンタサイクルで探索することも可能です。
桃園龍潭区にあるレジャーに最適な台湾客家茶文化館は、開業当初から大きな話題になった施設です。広い館内には、茶葉の歴史と文化に関する紹介があり、客家の伝統と結びついた歴史秘話なども学ぶことが出来ます!茶葉に関して学ぶだけでなく、香り高いお茶を楽しんだり、茶葉料理を味わったり、お土産も購入できます!
台湾客家茶文化館は訪れる人を時代の茶の歴史に深く誘います。広い敷地内では様々な楽しみ方ができ、美しい茶室で優雅にお茶を楽しみながら、広大な茶畑の景色を堪能するなど、家族旅行や集まりにも最適です!最新の大きなボールプールは子供たちにも大人気です!
- 住所|桃園市龍潭区高原路768号
- 営業時間|9:00~18:00(月曜休み)
- 電話|+886-3- 471 0855
- 入場チケット|大人160元、6歳以下80元、65歳以上80元、3歳未満は無料
好客文創園区は無料で楽しむ新竹のおすすめ観光スポット。趣のある赤レンガの壁が特徴的で、昔の衣装に着替えて歩くとまるでタイムスリップしたかのよう。広い園区内では伝統的な客家文化に触れることができます。自転車やシャボン玉遊び、跳び箱など子供たちが遊べる設備もあります。巨大なフルーツのモニュメントは人気の写真撮影スポットです。
好客文創園区では手作り体験だけでなく、無料で懐かしい遊びに挑戦出来たり、客家の伝統衣装で昔の結婚式を体験することもできます。
客家式の美しい建物の中には客家の四季に関する紹介がされており、昔の農具などを見ることができます。好客文創園区は、遊びながら客家の文化や生活用品などを学ぶことができ、休日を楽しく過ごすにはもってこいの場所です。
- 住所|新竹県湖口郷中平路一段510号
- 営業時間|月曜~金曜8:00~16:30 土曜・日曜9:00~17:30
- 電話|+886-3- 590 5939
- おすすめ滞在時間|1 ~2時間
ノスタルジックな古い街並みの老街も新竹のおすすめ観光スポット。休日には多くの人で賑わう湖口老街には、たくさんの飲食店や趣のある路地にバロック様式の建物が建ち並び、赤レンガの壁が並ぶ姿は異国情緒漂う美しさです。老街を歩くとまるで昔へタイムスリップしたような気持ちになります。
湖口老街はかつては大窩口と呼ばれ、最初の記録に名前が出るのは清の光緒19年、120年以上の歴史を持つ非常に古い地域です。湖口老街の繁栄は、当時の鉄道の発展に起因しており、駅前は非常に賑やかで人が集まる場所でした。
湖口老街は短い通りですが、牛汶水(餅入りデザート)、碳烤臭豆腐(炭焼き臭豆腐)、客家湯圓(客家風白玉団子)、牛舌餅(牛舌の形状の菓子)など特色ある飲食店がたくさんあります。ゆったりとした休日、湖口老街をのんびり歩いて、さまざまなグルメを楽しむのも素晴らしい旅のプランです!
桃園・新竹の客家の観光スポットは、食べたり飲んだり遊んだり、想像以上の楽しみがいっぱいです。さぁ荷物を持って出発です!