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客庄小旅行

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桃園市大渓区

天気
18 ~ 22 °C
降水確率
20 %
AQI
43
良好

大渓区は、全国的に有名な豆干を作るのに恵まれた良質な水を持ち、古くからの客家文化の歴史を有する地域です。大渓の客家の歴史は、清国乾隆時代に遡ります。福建省漳州から台湾に渡り、大渓に定住した人々は、主に木材の伐採、茶の栽培、樟脳産業に従事し、地域の発展に大きな影響を与えてきました。大渓の蓮座山観音寺、福仁宮、埔頂仁和宮、南興永昌宮、福徳宮などの寺院や、李騰芳旧宅、高家の古家屋集落、保甲古道として知られる挑担古道などの古道から、濃厚な客家文化と過去の歴史の痕跡を垣間見られます。

観光攻略
  • 「日日田職物所」は若者たちによって創設され、地域に根ざした創作活動を行なっています。旧高家古家屋を活用し、芸術文化活動を企画、「青草学堂」を通じて薬草植物の栽培を教えるなど、客家の村に古くから伝わる文化価値を永続的に伝えていく活動を行なっています。
  • 国定古跡に指定されている「李騰芳旧宅」は1860年に建てられました。建物の向き、色、建築の配置すべてが典型的な挙人宅の規範に沿って建てられており、建物の前の半月池、ホールの木工彫刻、建物全体の建築配置いずれも厳粛かつ素朴な雰囲気となっています。台湾を代表する十大民間住宅の一つです。
  • 「蓮座山観音寺」は桃園・新竹・苗栗地区の客家人の信仰の中心であり、客家の人々の力が結集された歴史ある古刹で、国家三級古跡に指定されています。
  • 大渓を訪れたら見逃せない「大渓老街(古い家並み)」は古いバロック様式の建築が保存されており、道の両側には昔ながらの食べ物や、懐かしい玩具、お土産物店が林立しており、目移りする暇がないほど収穫満載の老街です。
客家語アクセント 詔安アクセント
客家庄グルメ
里長嬤碗粿
(里長嬤の碗粿)蒸したてもちもちの水粄(在来米を挽き、水を合わせて練ったもの)に、炒めた豆干、干しエビ、乾燥させた大根を載せ、とろみ醤油で味付けする客家グルメです。大渓老街にある60年の歴史を持つ里長嬤碗粿では、昔ながらの製法で炊き上げた客家の「水粄」を食べることができます。甘いものも塩辛いものもどちらも美味しいです。
大渓豆干
(大渓押し豆腐)恵まれた水質と地理環境が作り出す「黒豆干」は大渓を代表するグルメです。白豆干に比べて、より豊かな食感と味わいとなっています。また、豆干以外にも様々な大豆製品が揃っています。大渓に来たら、お土産に買い求めるのをお忘れなく。
客家油鶏
(客家風鶏肉の冷製)鶏もも肉を茹でて冷まし、調味した冷たいタレに漬け込み、冷蔵庫で味を染み込ませたものです。ジューシーで風味豊かな味わいが楽しめます。
客家の塩漬け豚肉
物資の乏しかった時代は、祭典や行事で食べ残った豚肉に大量の塩を加えて壺に保存しました。調理時にこれを薄切りにし、ニンニクの芽と一緒に強火で炒めると、ご飯のお伴にぴったりな栄養豊富の料理ができ上がります。
最終更新日:2024-09-04
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