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客庄小旅行

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花蓮県吉安郷

天気
21 ~ 24 °C
降水確率
20 %
AQI
36
良好

吉安郷はかつてアミ族の人たちが暮らしていた場所で、「チカソワン(Cikasuan)」と呼ばれていました。日本統治時代に台湾西部に暮らしていた客家人が吉安に移住し、タバコの葉を植え、農地を開墾したため、吉安には数多くの客家の伝統文化と美食が残されています。

吉安を訪れると、日本式の禅園が残る慶修院や楓林歩道を散策できるほか、数多くの訪れるべき価値のあるスポットがあります。「好客芸術村」や「客家文化会館」、「洄瀾湾広場」なども訪れてみましょう。または、地元の祭典に参加してみるのもいいでしょう。「甜粄(米を用いた甘いケーキ)」や「菜粿(大根餅)」など客家の美食も楽しめます。自転車に乗るのが好きな方は「吉安山線サイクリング道路」を走りましょう。沿道では百年の歴史をもつ用水路を眺められ、青々とした水田の畝を走り抜けることができます。吉安鎮の客家の移民の歴史と人情溢れるおもてなしを体感できます。

観光攻略

  • 慶修院は現在、台湾で最も完全な姿で保存されている日本式寺院です。長い歳月を経て、素朴な風情の建築と静かで優美な庭園が多くの行楽客に愛されています。
  • 日本統治時代は空軍の基地だった「知卡宣森林公園」は吉安郷の人気スポットになっています。
  • 木瓜渓流の岸辺に続くサイクリング道路からは連なる山々の上に高く聳える奇萊山主峰が見られます。左右にはカラフルな柵があり、新しいランドマークとなっています。
  • 「好客芸術村」は日本統治時代には吉野移民村だった場所で、現在はアブラギリの花がシンボルになっており、吉安の豊富な歴史と多元的な文化を表しています。
  • 洄瀾橋は白い橋体に赤いケーブルが合体しています。客家移民の「はしけ船」の形からインスピレーションを得たデザインで、昼と夜で異なるスタイルを見せます。
  • 縱谷にある最初の純朴な客家集落で、静かな家並みから客家文化の風情を感じられます。さらに目を引く3Dイラストが描かれた壁や水車があり、遊びに訪れるのにおすすめです。
  • スターバックス洄瀾店は、台湾初、アジア初の「コンテナ」で建てられたコンテナハウスのスターバックス店舗であり、花蓮で最も人気のある最新の観光名所です。
  • 「吉郷好粽」は花蓮を訪れたら旅行者が必ず訪れる名店です。店内は客家の雰囲気が濃厚で、粽はすべて地元の食材を使っています。最大の特色は具材に客家の切干大根を入れていることです。
客家語アクセント 四県アクセント、海陸アクセント
客家庄グルメ
粄條(粄きしめん)
米を水とすり潰してペースト状にしたあと蒸したのが「粄」。これを細長く切れば粄條(米粉きしめん)の出来上がりです。油でカリカリに炒めたネギ、千切り豚肉と手早く炒めた炒粄條(焼ききしめん)も、コンソメスープに入れニラを散らした湯粄條(スープきしめん)も客家のベストな味です。
手作りのお餅や粽
米を原料とした各種軽食と餅類は風味が格別で、地元の人たちから高い人気を得ています。ヨモギ餅は爽やかな香りで、中にはシャキシャキとしたおかず系の餡が入っています。タロイモ餅は天然のタロイモの香りがし、細やかな食感となっています。黒糖ライスケーキは濃厚な黒糖の香りが感じられます。光復郷農会(農協)のネット内で育てられた健康的な豚肉、台湾産のシイタケ、客家の切干大根、雪蓮子などの地元の良質な食材によって粽を製作しています。
最終更新日:2024-09-04
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