客家は台湾における重要なエスニックグループです。客家人が暮らす客家庄には、文化と歷史が香る古建築、グルメ垂涎のにぎやかな老街(旧市街)、豊かな実りをもたらす田園、素朴で風情ある茶園などたくさんの見所があります。
春の客家庄は、山々が油桐(アブラギリ)の花に覆われ白雪に包まれたよう。雪が舞う足元は神秘的な古い山道です。山道は古人がかつぎ棒で物資を運んだり、人々が行き来したりするための大切なルートでした。今では人気のハイキングコースとなっています。
客家庄の観光スポットはどれも魅力的。以下では各行政地区の客家庄TOPスポットをご紹介しています。台湾旅行の前に、まずはこれらスポットを行きたいところリストに加え、楽々のんびり客家の旅をお楽しみください!
眷村博物館 眷村博物館 新竹市には歷史建築が多く、台鉄新竹駅、竹塹城迎曦門、新竹市孔廟などは台湾全土でも貴重な文化遺産です。中でも新竹市東区にある開台金山寺は、俗に客家人の寺と呼ばれています。寺の周辺は客家人口が密集している地区で、ほとんどの住民が客家語を日常的に使用しています。ここでは濃厚な客家風情が感じられるでしょう。
南投県で最大の客家集落は国姓鄉です。ここの郷名は、国姓爺-鄭成功が由来となっています。国姓鄉には豊かな自然の風景と建築美があります。ここでは客家文化の風采を目にできるでしょう!
/ 写真出典:もち米橋レジャー農業区雲林県の客家人口は主に二崙鄉、崙背鄉、西螺鎮に分布しており、多くが詔安客家人です。雲林では西螺の延平老街(旧市街)は欠かせません。レトロな老街では、たっぷりの歷史風情を感じながら、本格的な客家グルメに舌鼓を打つことができます。
/ 写真出典:崙背郷役所台東では、美しい田園風景をいたるところで目にでき、風を切って自転車で自然の中を走り抜ける旅が人気です。池上にある「客家文化園区」には「客家文物展示館」、「客家テレビ館」などがあり、映像と展示で、客家の物語を伝えています。