天気
15 ~ 17 °C
降水確率
50 %
AQI
76
普通
普通
水里ではかつて客家の人々が力を合わせ、樟脳産業に取り組み、その結果、林業の発展をもたらしました。後に樟脳産業が衰退すると、地元の人々はカカオ豆や香料の栽培に経営転換を図りました。これは逆境を畏れない客家人の不屈の精神を表しています。水里では梅栽培や製茶、シイタケ栽培、鹿茸(ロクジョウ)の養殖などが行なわれています。毎年1月には梅の観賞、3月には鹿頂祭、4月には客家の桐の花祭、6月には水香コーヒーの品評会が催されます。これらは皆様が参加する価値のあるイベントです。
観光攻略
- 赤い瓦屋根と白い壁の「賴家の古家屋」はすでに百年の歴史を有します。伝統的な三合院住宅は正院および左右に護龍(部屋)があり、修復リノベーションされた後も昔の姿が残され、三合院歴史建築の美が見られます。
- 水里から車埕へ向かう路上では二つの土地公廟が並んでいる姿が見られます。これは台湾でも数少ない隣り同士で建てられた唯一の「二つの土地公廟」です。この場所は元々は客家集落でしたが、発電所が建設される際に移転させられました。ただし、土地公廟は元の場所に残っており、工事完成後に傍には石の土地公廟が建てられたため、二つの土地公廟が隣接するという不思議な現象が起こったとのことです。
- 「上安客庄」は水里の最南端に位置し、素朴な風情に包まれた小さな集落です。村内には緊急道路のために作られた水里鵲橋があり、上安の特色ある景観スポットとなっています。上安では客家集落ならではのおもてなしが感じられます。そのほか、フルーツ採取や製茶、シイタケ栽培などの手作りイベントを体験できます。帰り道には梅の枝でできた「呆呆鉛筆」をお土産にすることをお忘れなく。
客家語アクセント
詔安アクセント
客家庄グルメ
阿聡師什錦麺
料理グランプリを獲得した客家の名シェフ、阿聡師が腕を振るい、地元の食材を使用した濃厚で香り豊かな什錦麺を作り出しました。水里を訪れたら必ず食べたい庶民グルメとなっています。
水里の青梅
水里は南投における三大青梅生産エリアの一つにあたり、異なる時期に梅が生産されます。青梅を独特な方法で漬けた関連商品が販売されており、ヨダレがこぼれるほどのおいしさです。
阿婆慢慢麺
伝統市場内にある地元グルメで、60年以上の歴史をもつ老舗です。伝統的な大鍋で煮込んだ麺で、薪で茹でるため、速度がゆっくりなことから「慢慢麺(ゆっくり麺)」と名付けられています。昔ながらの和え麺にワンタンスープを組み合わせると、シンプルながらもやみつきになる美味しさです。