天気
14 ~ 17 °C
降水確率
30 %
AQI
64
普通
普通
香山は新竹市最大の行政エリアであり、農業や漁業で発展してきた土地です。日本統治時代にはガラス技術が持ち込まれ、ガラス産業の重要拠点となっていました。その後、ガラス産業は国外へ拠点を移したため、衰退してしまいましたが、今でもいくつかのガラス工場は自らの産業を守り、観光工場へと経営転換を図っています。香山区は台湾海峡に近く、エリア内にはいくつもの渓流が流れているため、豊かな湿地生態が形成されています。山と海の自然景観と歴史と文化に恵まれたエリアです。香山地区には客家系住民が数多く暮らし、唯一無二の藍染め作品を製作体験できるほか、地元の客家料理を賞味できます。
観光攻略
- 中華大学そばに位置し、広々とした敷地をもつ「佳信茶花園」には様々な品種の茶花が栽培されており、視野が広がります。特に旧正月前後に茶花が満開になる時期は何にも勝る美しさとなります。茶花の世界へどっぷりと入り込むことができます。
- 「香山駅」は日本式の木造駅舎の代表的な存在で、台湾で数少ないヒノキで作られた駅舎です。現在も営業を続けており、良好な状態に保たれています。小さな市定古跡ですが、ヒノキの香りが魅力的で懐かしさに満ちています。
- 新竹市で最初の観光工場である 「春池グリーンエネルギー観光ガラス工場」はグリーンエネルギーのガラスを推進するのに尽力しています。廃棄されたガラスを回収し、加工して再利用しています。観光工場を訪れると、精緻なガラス工芸や芸術作品だけでなく、驚くべき防火断熱効果をもつガラスも見られます。
客家語アクセント
海陸アクセント
客家庄グルメ
客家小肉餅
またの名を「竹塹餅」と言います。肉餡は伝統的な煮込み方法に冬瓜糖が加えられています。、外側は黄金色でサクサクとした食感の生地で、内側は軟らかく噛みやすい餡になっています。特にオーブンから取り出した時は香りが四方に広がり、街歩きをしながら食べたくなるに違いありません。
米粉
米粉は新竹の風土で育まれてきた代表的な特産品です。台湾初のビーフンをテーマにした観光工場「老鍋米粉」ではビーフン作りを体験できるほか、キッチンカウンターでその場でビーフンを煮て、その場で食べることもできます。
茶の香りに満ちた煮込み料理
香山湿地の蟹観賞歩道付近の「竹塹林記美食」では上等な地元食材を選び、これに台湾烏龍茶を加えて燻製しています。茶風味のガチョウや煮込み料理、手作り麺線(台湾風そうめん)など、見た目も味も香りもすべてがパーフェクトです。地元の人たちお勧めのレストランの一軒です。