天気
14 ~ 17 °C
降水確率
30 %
AQI
78
普通
普通
桃園国際空港のある大園区は台湾への主要な玄関口であるだけでなく、台湾の航空城計画(桃園エアロトロポリスプロジェクト)の重要な基地でもあります。桃園市はアジア太平洋地域の経済貿易のハブとなることを目指しています。国際的な競争力を持つ一方で、大園区は老舗の菓子店や、築100年以上の赤い瓦屋根の客家家屋、樹齢100年以上のガジュマルの樹がある歴史ある地区です。大園区は海岸線に隣接しており、桃園最大の河川である南崁渓の河口があり、客家人が農業や漁業に活躍しています。大園区は農業だけでなく、多くの観光漁港もあり、客家の山と海の風情あふれる素晴らしい場所です。
観光攻略
- 毎年3月から4月にかけて大園区で開催される「桃園彩芋季客家文化節」。色とりどりの海芋(カラー)や巨大なインスタレーションアート、手作りで楽しむ花のDIY、またカラーの花畑の中を自転車で巡ることもできます。短い花のシーズンを逃さないよう、早めの計画がおすすめです。
- 大園区全体をカバーする「大園商圈」は、空港に近く、交通が便利なことから、桃園市で人気の商圈の一つです。三代にわたる老舗の客家伝統のグルメや、近隣には生態スポットもあり、国内外から観光客が訪れ、グルメや観光、買い物を楽しんでいます。
- 「仁寿宮」は地域の重要な信仰の中心であり、参拝者が後を絶ちません。1885年に熱心な地域住民の寄付によって建立され、感天大帝が主神として祀られています。三度の再建を経て、廟内は絢爛豪華、石で造られた龍柱の彫刻は精巧で、廟全体を勇壮で迫力のあるものにしています。
- 「竹囲漁港」は観光漁港であるだけでなく、美食家たちに愛されている場所です。新鮮な海の幸が直接市場に並び、手頃な価格でさまざまな料理を楽しむことができます。虹の橋を歩き、海に沈む夕陽を見た後に、家族や友人たちと一緒に食事を楽しむのがおススメです。
- 「溪海休閒農業区」は台湾で最も埤塘(池)が集まっている客家のレジャー農業区です。園区内には多くのレジャーおよび花農場があり、四季折々の花や多種多様な野菜、果物の栽培が行われています。一日農夫体験では、農業の楽しさを味わい、草花に癒されて幸せな気持ちになること間違いなしです。
- 「許厝港湿地」は北台湾最大の海岸湿地です。木製の遊歩道以外に人工物はなく、湿地の生態系の原始的な風景が残されています。豊かな潮間帯が育む自然生態系によって、数百種の野鳥の重要な生息地となっており、また大規模移動する渡り鳥の中継地点となっています。国の重要湿地として評価されています。
客家語アクセント
海陸アクセント
客家庄グルメ
清炒龍鬚菜
(ハヤトウリの芽炒め)龍鬚菜はハヤトウリの若芽で、塩炒めにするだけでなく、伝統的な客家料理では蔭鳳梨醤(パイナップルや麹を使った発酵調味料)を加えて炒めることもあり、さっぱりとした野菜料理です。
客家醃冷蛤
(客家風ハマグリの醤油漬け)大園は海岸の漁港に近く、新鮮な海鮮を味わうのに最適な場所です。新鮮な蛤を醤油、唐辛子、ショウガに漬け込んで作るおいしい前菜。新鮮なハマグリでなければこの自然な美味しさはを作れません。