天気
16 ~ 18 °C
降水確率
30 %
AQI
39
良好
良好
日本統治時代の雰囲気が色濃く残る鹿野郷は、その名の通り鹿の群れが生息する原野です。汚染されていない清らかな高山や丘陵、台地、平原があり、なかでも特色があるのは広大な段々畑です。空気には紅茶の香りが漂い、山中にはブヌン族の歌声が響き渡り、鹿野の文化風情が織りなされています。
南風が吹く季節になると、台湾全土からパラグライダーの愛好家が鹿野に集まります。刺激的なパラグライダー以外に、毎年熱気球のカーニバルも大勢の行楽客を惹きつけています。
熱気球以外の鹿野独自の美しい風景も見に行きましょう。
観光攻略
- 平原を貫く赤い水橋である「二層坪水橋」は台湾唯一のアーチ型の景観水橋で、縱谷版の「水往上流(水が上流に向かって流れる風景)」と言われています。
- 鹿野龍田サイクリング道路では日本統治時代の移民村の老家屋や老樹、静かな時間を満喫できます。
- 鹿野観光茶園は台東で最も著名な茶園で、ここに泊まっておしゃべりを楽しめ、夜には星空や虫の鳴き声をお伴に眠りに入ることができます。茶農家の生活の楽しさを体験できます。
- 毎年、盛大な熱気球カーニバルが催され、龍田縱谷山脈と平原の美しさを360度見渡せます。熱気球が浮かぶときの躍動感も体験できます。
- 「中興崗哨」はかつて鹿野渓橋を守る軍用歩哨でした。ここで荷物を整えて、再出発する場所でしたが、現在は多くの鉄道愛好家が列車を撮影する際のお気に入りのスポットとなっています。
- 鹿野は「福鹿茶」という烏龍茶の栽培で知られています。鹿野高台を訪れる際には紅烏龍と福鹿茶を携帯するのを忘れずに!
- 鹿野高台の最高地点からは縱谷を俯瞰できます。高台地区と縱谷の景色が一望でき、目の前を遮るものは何もありません。
客家語アクセント
四県アクセント、海陸アクセント
客家庄グルメ
紅烏龍茶
「逢山必有客,逢客必有茶(山を訪ねれば必ず客家の集落があり、客家集落には必ずお茶がある)」。台東県鹿野の客家集落では紅烏龍茶が栽培されています。夏と秋の茶葉を原料に生産。山と水に恵まれた汚染されていない土地で育てられています。早春と晚冬は昼と夜の寒暖差が大きく、四季を通じて雨露が滋養となっています。茶の湯はオレンジ色を帯びた紅色で、香りもよく、滋味豊かな味わいとなっています。
草仔粿
自家製ヨモギを収穫した日に茹で、さらに厳選した台東産のもち米を使用した皮を加えています。食感は柔らかくベタつかず、餡はボリュームたっぷりで、一口食べるごとに素材本来の旨みが濃厚に感じられます。
正一茶園(田媽媽傅姐風味レストラン)
永安農業特産センター後方に位置するレストランで、ほとんどの料理は近隣の農家が栽培した食材を使用しています。ここは台東の地元の山菜や果物などを用いて、各種美味しい料理に変身させるのが得意です。店内では客家の家庭料理だけでなく、台湾原住民族の美食を客家料理と組み合わせており、非常に独創的です。