天気
17 ~ 20 °C
降水確率
40 %
AQI
84
普通
普通
高樹大路關は大武山のふもとに位置し、三地門、青葉、賽嘉などの集落に隣接しています。もともとはパイワン族や平埔族の故郷でした。清国乾隆初年に客家の移民がここへ開墾に訪れ、「東振館」を設立し、集落を形成しました。ここは屏東北部にある集落の中で最も伝統が残っている客家集落です。
ここには独特な古跡文化が溢れ、台湾で唯一の石獅公が3体あるほか、鍾理和故居の素朴な赤レンガ住宅や美味しい客家の湯圓(団子スープ)、ココアドリンクの手作り体験などが楽しめます。そのほか、涼を感じられる大津瀑布の壮観な眺めも印象深い景色となっています。高樹郷でのんびりと遊び、独特な魅力を体験しましょう。
観光攻略
- もともと「大路關」と呼ばれていた廣福村には、台湾では数少ない威厳がありながらもユニークでそれぞれ姿が異なる大石獅が3体置かれています。
- 鍾理和故居の素朴な赤レンガの家屋は1910年に創建され、典型的な客家の三合院住宅となっています。
- 大津瀑布では水流の音が勢いよく感じられます。東屋に上ると、遠くには屏東の緑野が眺められ、見逃せない絶景となっています。
- 大路關文化ステーションでは食事、イベント活動、ガイド解説、レンタル自転車、お土産販売などのサービスを提供しています。
客家語アクセント
四県アクセント、南四県アクセント
客家庄グルメ
カカオ(チョコレート)
屏東の気候と環境は、カカオの木の生育に適しています。農家の丹精込めた栽培と加工で、カカオ豆は濃厚で芳醇なチョコレートに変わります。さまざまなフルーツやスパイスなどと組み合わせて、バラエティに富んだチョコレートが生まれています。
小豆
高樹郷の客家の人たちの主要産品です。経済価値が高いため、高樹郷における重要な経済作物の一つとなっています。毎年、冬になると植えられ、年明けに収穫されます。大埔合作社の商品である『紅豆』は自然農法で栽培しており、落葉剤は使用せず、客家人の忍耐強い精神により手摘みをしています。これを日干しして乾燥させているので、小豆には太陽の香りが感じられます。